こんにちは。
全国的に本州も梅雨明け宣言がなされて来ているようですが、
こちら岩手、特にこの雫石の山の上はまだまだ肌寒い日もちょくちょくあり、
ちょうど避暑にはよい具合でしょうか(笑)?
そんな中でも徐々にもちろん夏本番は近づいてきている訳でして、
わかりやすく身体で感じる最たるものは植物や昆虫などの活動の活発化かと。
その「感じる」という点で先週から今週にかけて幾つか興味深い出会いがありました!
(もちろん私の場合、昆虫との出会いですが・・・)
1)ヒメボタルの観察会
我々が好きな網張ビジターセンターさん主催の行事にまた参加しました。
先週7月10日~7月17日の夜19:30~20:30に網張の森にて
行われたヒメボタルの観察会です。
私たちは7月15日の会に参加させていただきました。
休暇村網張温泉に宿泊の方や(恐らく)周辺にお住まいの方々など
約20名ほどの方が参加していました。
ヒメボタルというのは水辺に生息するゲンジボタルやヘイケボタルと違い、
基本的には人があまり足を踏み入れない森や林に生息するそうで、
身体も小さいのが特徴です。
また音や光に敏感で、今回の観察会では撮影が禁止されていたため、アップできる
写真はありませんが、初めてみるヒメボタルの輝きは真っ暗な森の中で
小さいながらも不思議な点滅を無数に放っていて、それは幻想的な世界でした~!
東京に住んでいた頃は、ホタルとは無縁でしたが、私たちのペンションの
こんな近くに生息しているのがわかったことで、無駄な電気の消費や生活環境は
ホタルにとって非常に住みにくくなっていることがひしひしと伝わりました。
(ヒメボタルは成虫期間である1週間という非常に限られた時間の中で
オスとメスがお互いの光を頼りに繁殖活動を行っているため、
光の多い現代社会はホタルにとって繁殖活動ができなくなっているので、
住処を追いやられているそうです。
関東地域では奥多摩の一か所のみ生息しているそうです。)
無駄に光を使わない等の問題意識も持って生活していくことが
この将来、より一層本当に大切だと感じました・・・。
2)いつのまにかホタルが・・・
ホタルを身近に感じた矢先、つい先日7月21日にまた面白い出会いが
ありました。
この日はカフェ営業後に、うちのぷうが誤ってチョコを食べてしまったため
盛岡の動物病院まで急きょ行き、20時半頃ペンションに
帰ってきたのですが、いつどこで迷いこんだのか私たちが乗っていた車中、
何とモコの背中の上にホタルの光を妻が発見!!
テンション上がりました~(笑)!
ぷうやモコそっちのけでホタルの撮影会を敢行してしまいました・・・。
恐らくヘイケボタルではないかと。オスかメスかはわかりませんでした。
(ヒメボタルの場合、メスは飛ばずに発光していました。)
物心ついてからは、私(マスター)はほとんどホタルに出会う機会がなかったかと
思うので嬉しかったなあ~!まさしく「飛んで車にいる夏の虫」・・・。
3)懐かしいゴマダラカミキリ他
昨日7月22日の出会いです。それはペンションの敷地内に
咲いているアジサイに突然ちょこんとおりました。
(写真左からゴマダラカミキリ~ヨツスジハナカミキリ~名前わからず)
約30年ほど前に私が小学3年生くらいまで住んでいた香川県高松市の
自宅近くに確かザクロの木があり、そこに毎夏ゴマダラカミキリが集まって来て、
よくつかまえていた記憶があったため、私にとっては特にゴマダラカミキリに
対する思い入れが強く、まさかこんな場所で再会できるとは夢にも
思っていませんでした。懐かしすぎる!
人にとっては何てことないカミキリかもしれませんが・・・。
(思い入れという意味では、あとは「タマムシ」に再会してみたいですな~)
あ~ここに来てよかった(笑)!
やはりムシに出会うとムシできずムシンになりますわ・・・。
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えんね (火曜日, 29 7月 2014 12:23)
ムシに出会うとムシできずにムシンになる!
巧い!!
ホタル、こちらでは結構見れます。
今年も家族で夕食後散歩がてら何度か見に行きました。
ボワッっと点滅する姿は癒されます。
カミキリは、ちょっとコワイです。
ムシをムシしてきた人生、カミキリなんて
まったく興味無く、先日実家の網戸で発見して
これがカミキリか~と母と話していました。
身の回りにいっぱいいたはずなのに、、、
ムシしていました。
息子のためにちょっとは覚えたいなと思っています。
HAIJI (水曜日, 30 7月 2014 21:30)
えんねさま
ホタル、いいですね~!
ペンション近くの網張の森にもムシかサムシングはいるようなので、
今度そこを散策するのもよいかと思います~!
(サ「ムシ」ングはかなり無理があるか・・・)